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実際どうなるかわからない

多摩川増水01

  中央防災会議が、200年に1回発生する規模(統計処理により推算)の豪雨により発生する洪水による、都内の地下鉄の路線・駅への影響に関する報告をまとめた(LINK)。都市部における集中豪雨の際は、地下街への浸水が話題となるが、今回の報告は地下鉄の路線が水路となり、洪水の被害拡大が早くなる、及び被害範囲が広くなる、という意味である。

 以前は都市部特有の水害、と言えば内水氾濫だったが、ゲリラ豪雨のように新たな災害要因の追加や、今回のような被害範囲の拡大など課題は多い。国内における震災対応・耐震設計等に関する技術は、新潟地震や阪神大震災等、大規模災害を経験するごとに充実されてきた。大都市圏(現在の形での)の大水害については、まだ日本は未経験であり、これからも多様なシミュレーションが繰り返されることと思うが、いざその時になってみて初めてわかることも多いだろう。
 結局ケースバイケース、瞬発力のある判断が必要だ。まずは自分のいる場所が危険かそうでないか、危険な場合はどう動くべきか(誘導するか)、的確な判断を行うための基本フレーム、というものがあれば良いのだが。

防災システム

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 いい天気だったので午前中は川沿いを歩いてみたが、今日はカワセミに出会っていない。明日からまた仕事、ということもあり、午後からマッサージに行き体をほぐしてもらった。PCを良く使う仕事の場合、首・肩・腰のコンディションは出来高を左右する大きな要素となる。その後書店で本を3冊購入し、喫茶店で1冊読了。静かに本を読める喫茶店をあと2~3件見つけたいなぁ。

 インドネシアの地震による津波が、日本の沿岸にも到達したとのこと(10cm~数十cm程度)。遠いインドネシアでの出来事ではあるが、津波による影響範囲は広く、1960年のチリ地震による津波は日本沿岸でも数mに達し、多くの被害者を出している。
 なお、津波は「波」ではなく、海面上昇である。波高10cmと海面上昇10cmではその力は大きく異なるので馬鹿に出来ない。
 小笠原方面では津波注意報が間に合わなかったらしい。津波シミュレーション技術は国内でも進められているところではあるが、このように信頼性は低い状況だ。実際に沿岸に設置されているブイや、島しょ部における観測結果に基づき、猶予時間のほとんど無い段階でようやく警報・注意報が出る、という場合がある。とはいえ、常日頃から津波に注意して...というのは実際には不可能であろうから、その瞬間に自分がどう動くべきか、という判断は正直難しいと思う。その地域に住む人々ならまだしも、アウェーの人にとってはまず無理である。対策としては、至る所に避難所や逃げる方向を示すようなアイコンを設置しておくというのが一つの方法として考えられる。更に言うと、そのアイコンは地域独自のものでなく、国内で統一されたものであること(交通標識のように御馴染のものとなること)が望ましい。アウェーの人を対象とした災害対応についてはまだまだ考えていかなければならないと思う。

 防災の話題に関連して、緊急地震速報というシステムについて。P波(縦波)とS波(横波)の伝播速度の差を利用して、主要波の到達する直前(数秒~十数秒程度)に予めその到達を知ることが出来るもので、少し前に話題になった。ただし、実際に被害の大きい震源地付近ではそのタイムラグは微小である。震源地から離れた地域で、コンロの火を消すとか家具等から離れるといったような対応は出来るので、その効果は皆無とは言わないが、震源地付近の家屋が倒壊したり家具が飛んできたり、というような被害が予想される地域では効果は期待できない。

ものの壊れ方

昨年12月に倒産した山海堂は、土木工学に関する好著を多く取り揃えていた。その中でも私が好きなものがこれである。
私自身は構造設計はやらないのでこれを実務にどうこうという訳ではないが、「破壊」をコンセプトに数々の破壊を語りつくしており興味深く読むことができる。橋が港湾が建物が...構造物だけではない。ライフラインが都市が生活が経済が...破壊のメカニズムを淡々と解説。(目次参照

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中身は至って普通。カラーの写真はありませんよ。

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