
中央防災会議が、200年に1回発生する規模(統計処理により推算)の豪雨により発生する洪水による、都内の地下鉄の路線・駅への影響に関する報告をまとめた(LINK)。都市部における集中豪雨の際は、地下街への浸水が話題となるが、今回の報告は地下鉄の路線が水路となり、洪水の被害拡大が早くなる、及び被害範囲が広くなる、という意味である。
以前は都市部特有の水害、と言えば内水氾濫だったが、ゲリラ豪雨のように新たな災害要因の追加や、今回のような被害範囲の拡大など課題は多い。国内における震災対応・耐震設計等に関する技術は、新潟地震や阪神大震災等、大規模災害を経験するごとに充実されてきた。大都市圏(現在の形での)の大水害については、まだ日本は未経験であり、これからも多様なシミュレーションが繰り返されることと思うが、いざその時になってみて初めてわかることも多いだろう。
結局ケースバイケース、瞬発力のある判断が必要だ。まずは自分のいる場所が危険かそうでないか、危険な場合はどう動くべきか(誘導するか)、的確な判断を行うための基本フレーム、というものがあれば良いのだが。




